昼の部は天井左方面から拝見しました。
(夜は右方面でしたの) 花道、見えないなりに右の方がちょっとマシかも。 爪王は、十七世K3郎丈とN乃K里子さんが初演された舞踊劇です。悪さをする狐退治に行く鷹と鷹匠の話で、鷹と狐の闘いが見せ場です。7之助・K太郎兄弟の対決で、若々しいキレのある踊りでした。 7之助くんのぶっ返りのタイミングがちょっと合わなかったのが残念。 俊寛は、去年Kパパのを観てますけど、私的には今回のK3郎さんの方が好きでした。お父様の最後の舞台だったそうで、気合いが入ってました。 人間味のある俊寛で、喜び、落胆、怒り、覚悟、惜別など心に迫る舞台でした。 7之助くんの千鳥がかなりカワイイです〜 俊寛の庵のわかめやこんぶ、思わず双眼鏡でチェック。(笑) この日の口上はS翫丈が病気療養ということでいらっしゃいませんでした。 お風邪でも召されたんでしょうか。(心配) 裃でずらりと並ぶ姿を見るにつけ、江戸の頃から脈々と受け継がれてきた伝統芸を この人達がまた次代へ繋げていくんだなぁと、ちょっと感動的な気分に。。。 ぢいさんばあさんはM鴎外原作で、若く仲睦まじい夫婦が ある事情で離ればなれになってしまい、37年経って年老いてから再会する話。 Nザ、Tまコンビが伊織、るんの若夫婦→老け役を演じます。 るんを見て、しみじみと「変わったなぁ」と伊織が言うと、 「年を取って姿形は変わっても、心は昔のままの二人です。」とるん。 もう、すすり泣きがあちこちから… 隣の方がグズグズだったので、私はウルウル止まり。(^_^; 老け役が二人ともお上手で、その仕草がかわいくて微笑ましいんですけど ちょっと客席が笑い過ぎ?っていうのが気になりました。 H之助さんが久々に爽やかな若侍役でして、思わず「東吾さま…」なんちゃって。 ん、誰か振り向いてます?(爆)
by sakurako_h
| 2010-02-12 02:11
| 芸術のススメ
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