楽しみにしていたコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」
面白かった~!! コクーンならではのお楽しみが満載だった。 ←宇野亜喜良さんのイラストも 相変わらずカッコイイ。 実は平場席は初体験。 座るのが苦手なのでちと心配だったが そんなことは吹っ飛んだ。 だって、楽日の平場席ですもの〜♪ 役者さんに手が届きそうな距離ですもの〜♪ (通路が花道代わりなのでね) 私たちも祭の中にいるような錯覚に陥るオープニングに期待が膨らむ。 和太鼓の力強いリズムが「これから大変なことが起きるぞ!」と叫んでいるようだ。 ぼんやりとした蝋燭の明かりのみの舞台で繰り広げられる舅殺しのシーンや (本泥、本水を使った迫力のシーンだ) 踊りを見ているような捕り手との立ち回り、見得を切るどの瞬間も絵になっている。 クスッなものからオォ~なものまで舞台装置は細かく工夫され 蝋燭からストロボまで駆使して光と影が効果的に使われている。 大舞台では味わえない舞台と客席の一体感や客を巻き込む演出、 何より役者さんが一番楽しそうだ。 お江戸の頃の芝居は新しい工夫に満ちていて、客も一喜一憂で 当時の小屋の中の熱気はきっとこんなんだったろうと思う。 そう感じるほど芝居が身近だった。 終わったばかりなのに、早くも来年が楽しみ♪
by sakurako_h
| 2008-06-30 23:17
| 芸術のススメ
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