「ガレとジャポニスム」展@サントリー美術館。
19世紀ヨーロッパの名だたるアーティストが日本美術に影響されたが、ガレもそのひとり。 この展覧会は写しから始まる初期の作品から、モチーフのみならず精神的な視点からもジャポニスムを作品に昇華させた晩年期までを、体系的に見せる。 作品の変遷を見るにつけ、ひとつの方向性を30年に渡って追求し続け、徐々に自分の中に取り入れ融合させ、独自の世界を創ってしまったデザイナーとしてのガレに軽く嫉妬。(羨望というべきかも) ミッドタウンはサントリー美術館しか来たことがなかったので、ウロウロするつもりでいたのだが、レベルの高い企画展を見終わるとドッと疲れる。 3階のインテリア・デザインフロアのみ徘徊した。ハイセンスなお店揃いで充分満足。 唐長展@とらやギャラリーをサクッと見て帰る。 真っ暗な空間の中に微かに浮かび上がる文様。 これも優れた日本の美意識のひとつですよねー。
by sakurako_h
| 2008-05-01 11:02
| 芸術のススメ
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