その記念特別展が開催中。6月13日までは自宅も一般公開されている。 あまりの人気にビックリした。 ↑長蛇の列。(もっと先まで並んでる) これは自宅の方だが、民藝館の方にも同じぐらい並んでいた。 民藝館の建物はとってもいい感じ。 展示物はすべてガラスの嵌った木製の展示棚に納められ、 休憩用の椅子、机も雰囲気を壊さぬように配慮されている。 蒐集されたものはすべて生活に根ざした実用品なので、作家名はない。 名もなき職人たちの作品なのだ。 器はどれも力強く絵付けも大胆。 見たかったスリップウェアも展示されていた。 イギリス本国では飾り皿のみが評価されていたのを 柳宗悦がもっと素朴な雑器の方こそ美しいと言って持ち帰ったそうだ。 着物は木綿だが刺子や意匠が見事(紅型などもあった)。 仏像・観音像・神楽面などは親しみやすくユーモラス。 絵は文字絵・大津絵・絵巻 浦島物語ってのもあった。 箪笥あり、鋳物あり、漆器あり。 展示物もバラエティーに富んでいて飽きないし、見応えがあった。 向かいにある自宅は、柳らしくとてもシンプルな家だ。 (向かいに家を建てるなんて打ち込み方が違うよね) 基本的には木と白壁か土壁で装飾的なことは一切していない。 書斎だけは往時が偲ばれるように復元してある。 たぶん彼の目にかなった家具や道具類に囲まれて暮らしていたのだろう。 うらやましいなぁ。ウチは諸事情で妥協したものばかり。 引っ越しして、すべてリセットしたいけど当分無理だろうな。。。 着物でのんびり見に行くのにちょうどいい感じだったけど 自宅公開中はすごく混雑しているので避けた方が良いかも。 次の企画展は着物で行ってみるかな〜♪
by sakurako_h
| 2006-06-11 11:32
| 芸術のススメ
|
ファン申請 |
||