K3郎さんがいない2度目のコクーン。
コクーン=KKコンビなイメージなので、残念に思ったりもしてましたが、 ぜ〜んぜん私ごときが心配するこっちゃありませんでした。 それに、初参加のキクちゃんも楽しみだったし♪ 「源五兵衛はいつからか、自分が目覚めて見ている世界が実際現実のものなのか、 夢の中の時間なのか曖昧に感じるようになっていた。」(パンフレットより) 冒頭の小舟のシーンは紗幕越しに朧げで、夢の始まりを予感させ、 最後の回り舞台を利用したフラッシュバックも紗幕越しで、 夢か現実か?というK田さんの切り口が上手く表現されていたと思います。 原作とは違う幕切れですけど、これはこれでありかなーと思いました。 最終的には己の罪を忠義のためと割り切ることができず呆然と彷徨う、 K田バージョンの源五兵衛が、ハッシーさんの良い人キャラに 合っていたような気がします。 前半のいいように騙される基本良い人から殺人鬼と化す後半への豹変が メリハリあり過ぎで怖いぐらいでした。 小万を斬り殺すシーン、ちょっとシツコイ気がしたけど 殺されるキクちゃんがまた美し〜。 ワルだけじゃない、かわいさを感じさせる小万で、とても良かったです。 憎めない小悪党、実は忠義の人という三五郎をKタロさんが好演。 隠れていた樽がパンッと勢い良く壊れて開くシーンは 小道具さんが工夫を重ねられた経緯をTVで見たので、 「おぉ、成功!!」と裏方目線で喜ぶ私。(笑) 数日前にK3郎さんのサプライズ出演の話を聞いていたので 終演に近づくにつれて期待度↑↑↑ きゃあ〜、ご出演されましたぁ!!! もうねー、最後にK3郎さんに持ってかれた感ありなぐらい すっごい盛り上がりのスタンディングオベーションでした。 お元気そうで良かったです♪ 余談ですが、ニンと言えばこの方。 昨年、南座で貰った涎もんのフライヤー。 ぜひぜひ、いずれ拝見したし。
by sakurako_h
| 2011-06-29 16:52
| 芸術のススメ
|
ファン申請 |
||