「髪&かんざし館」は現役の床山さんが開館されたミニギャラリーで
実際に結い上げた髪型と櫛やかんざしが展示されている。 ちなみに床山さんを辞書で調べると、 1 歌舞伎などで、興行中楽屋に詰めて、俳優の使用するかつらの結髪・修理・保管 その他一切を扱う人。昔は俳優自身の髪を結った。 2 相撲で、力士のまげを結うことを業とする人。 今展示されているのは「女形役者の髪型と錦絵に見る江戸の遊女」。 面白そうなので、竹姐さんをお誘いして行ってきた。 下町風情の引き戸をがらがらっと開けると、狭いながらも1階2階と充実した展示内容。髪型の写真もたくさんストックしてあるので、お茶しながらゆっくり拝見。 ご本人や奥様も気さくにお話ししてくださって、思いのほか長居してしまった。 しっかし、あんな独創的な髪型を考える昔のヘアスタイリストもすごいけど 実際に結ってた人達も相当すごい。刺してるかんざしの数も半端ない。 下向くにも横向くにも時間かかりそう。人口密度の高い場所には行けなさそう。 だいたい、絶対重いし。 まぁ役者や遊女(花魁)はファッションリーダーだから 多少しんどいのはお洒落のため我慢かな。 私は髪が少ないので、どう頑張ってもあの髪は結えそうもない。 竹姐さんならできそうだけど。。。 簡単そうなのをリクエストしといたので、ひょっとしたらそのうち?(笑) ただね、浮世絵などを見ても髪型はものすごく気合い入ってるんだけど 着物の着方はゆる〜い感じ。 ピシッと着るのはかえってカッコ悪かったのかなぁ。 ←白く見えているのはこより。 和紙をねじって紐状にするあの「こより」。 昔の人はこよりを何にでも便利に使ったそうで、それをちょこっと髪に挿してみたのがカッコ良かったのか、後に銀で作られるようになったそうだ。 この日は髪が上手くまとめられず、最初からグズグズ。到着するなり竹姐さんに直してもらい、その後修正してもらうこと数回。とどめは深夜の山手線のホームで座り込んでのまとめ直し。(^_^; 竹姐、お手数かけてかたじけない!
by sakurako_h
| 2006-05-07 16:02
| 着物まわり
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