太田美術館で「一足早い新春展」を見てきました。たぶん今年最後の展覧会鑑賞でしょう。年末に向けてちょうど良いテーマ。有名どころの浮世絵師達による江戸時代の年末・正月の風俗を描いた作品です。
江戸時代は8日から正月準備に入ったようです。(早い!)大掃除はかなり気合いを入れてやったようですし、餅つきも欠かせないイベント。浅草寺の歳の市の賑わいは今も昔も変わりません。 正月2日は事始めでいろんな初○○がありました。商家も初売り、湯屋も初湯。元旦しか休みじゃなかったんですねぇ。 吉原も2日から営業でメインの通りは立派な門松を競い合い、並木ができたようだったと書いてあります。さぞ華やかだったでしょうね。 冬のシーンなのに誰もコートなんて着てません。(当然だけど) 襦袢も入れて3枚ぐらいの着物をぞろりと着て、細歯の高下駄を裸足ではいて吹雪の中を酒の買い出しに行ったり、浴衣を抱えて湯屋に行ったりしています。見てるだけで寒い(>_<) 防寒グッズ情報で大騒ぎしている私たちって。。。 久しぶりに表参道をぶらっと駅まで歩きました。 もう同潤会の面影もありません。(かなり出来上がってました)ビックリしたのは表参道の駅。永遠に終わらないかと思うほどず〜っと工事してたのに急にきれいになってた。 何もない素っ気ない駅だったのが、お店がたくさんできて一気に華やかになってました。 で、渋谷でちょこっとお買い物。防寒グッズ(笑) 今回は白鹿の別珍足袋と無印のレース柄スパッツ(やっぴーさんの真似っこ)。別珍足袋はワンサイズ下を買ってみた。でも、まだ大きい気がする。文楽足袋よりはすこ〜し細めかも。次は福助だっ!(この福助の足袋がなかなか見つからない。どこに売ってるのー?)
by sakurako_h
| 2005-12-22 23:24
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