中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露 二月大歌舞伎に行ってきました。
口上があるので、まずは夜の部です。 お祝いの絵馬もズラリ。あんな人こんな方のお名前を拝見するのも楽し。 ドカンと角切銀杏でお祝いムード全開です。 客席も気合い充分でありますっ!! 「鈴ケ森」 キッチーさんの幡随院長兵衛が貫禄といい、セリフ回しといい カッコよすぎる!!に尽きます。 勘三郎さんの白井権八は前髪の役ですけど、これが似合うんですよー とても若々しく上品な若衆でした。 「口上」 皆さんの話を総合すると新・勘九郎丈は非常に真面目な人であるらしいです。 どなたからも「実はこんな一面もありまして…」なんて話は出なかったし。(笑) いずれにしても、人柄の良さと芝居に対する真摯さと謙虚さと弛まぬ努力で 勘九郎という名前をより大きくされることは間違いないでしょう。 「え〜、ワタクシ何を申し上げようと思いましたんでしたか。。。」と ニザ様が途中で度忘れして一瞬詰まった時に、 勘三郎さんの肩がクックックッと上下していたのはご愛嬌でありますw 「豆まき」 この日は節分でしたので、引き続き舞台上から豆まきがありました。 天井席でしたので、最初から諦めていましたが 3階は劇場の方が通路で巻いてくださいますので、すんなりゲト〜 v(^_^)v 「春興鏡獅子」 何と言っても、小山三さんの老女 飛鳥井ですかねw(登場するだけで大喝采でした。) お元気そうで、しかもカワイイ老女です。さぞ嬉しいでしょうね〜 後見の七之助くんも、じーーーっと兄の晴れ姿を目に焼き付けておられました。 勘九郎丈の弥生には芝翫さんの舞姿が重なりました。 (TVでしか拝見したことがないけれど…) 後半の獅子の精は力強くキレもよく、毛振りも見事でした。 「ぢいさんばあさん」 ほのぼのと心温まるお話ですよねー 福助さんのるんは初役だそうです。 初々しくて思わず微笑んでしまうほど可愛いのですが、 年を取ったるんが老け過ぎでちょっと怖いww 伊織(三津五郎丈)の「変わったなぁ。。。」というセリフが 心に迫っておりました。(爆) 三津五郎さんの老け役も橋之助さんの悪役も上手くて、 思わず感情移入しながら最後まで一喜一憂いたしました。 さてさて、昼の部も楽しみです♪
by sakurako_h
| 2012-02-05 02:41
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