相方のお目当ては、もちろん「俊寛」です。 が、その前に 「猩々」 筋書を読んでいて、孝行者の酒売りはてっきり男と思い込んでいた私。 S雀さんが男の拵えでなさるとばかり…。 幕開き早々に板付きのS雀さん(当然、女形です)を見てビックリしたのでした。 思い込みってオトロシ〜(笑) そして、猩々(B玉さん、S緑さん)のほろ酔い加減の足さばきが見事で とても酔っていてはできないわーと感心したのでした。(^_^; 「俊寛」 待ってましたぁ! 実はキッチーさんの俊寛は初見です。 楽しみにしていた甲斐がありました♪ キッチーさん、今まで観た俊寛の中ではマイベストかもですぅ! 天井席からですと、廻り舞台や流布が よりダイナミックに見えて(斜俯瞰ですからねー) ドラマチック度アップぅ〜↑↑ ひとり鬼界ヶ島に残る俊寛の心情が溢れ出るようで感動的でありました。 Sめちゃんの丹波少将はずば抜けてキレイで、 さすが島流しになっても貴公子だわねー♪ F助さんの千鳥が大はしゃぎなのが微笑ましく、 そのパワーにお上品なSめちゃんはかなり押され気味。(笑) 「鐘ヶ岬」「うかれ坊主」 重鎮のおふたりの舞踊だったんですけど、 俊寛の後で気がゆるんで、ちょっとワープしてしまいました。。。 「引窓」 私的には好きな座組でした。 Sめちゃん、S緑さん、T太郎さんと若手の中で、 T蔵さんがしっかりとたがになって、チームワークばっちりです。 それぞれが相手の気持ちを慮る人情が涙を誘いました。 このお話、文楽でも観たいかも。 3階席はそこそこ完売ペースですよね? の割には、ずいぶんお席に余裕があったような。。。 たまたま、そんな日だったのかしらん。
by sakurako_h
| 2010-09-20 00:57
| 芸術のススメ
|
ファン申請 |
||